智弁和歌山の福元聖矢選手は2025年のセンバツで大活躍。
中学2年で100m超えの本塁打を放つなど早くから頭角を現し、高校では通算18本塁打を記録する強打者です。
これまでどのように野球を続けてきたのでしょうか?
この記事では、
【智弁和歌山】福元聖矢の出身中学は?注目のホームランアーチスト!
と題して、智弁和歌山の4番打者として活躍する福元聖矢選手の経歴と才能に迫ります。
福元聖矢の出身中学

福元聖矢選手の出身中学校はどこなのでしょうか?
猪名川中学校
福元聖矢選手は兵庫県猪名川町出身で、つつじが丘小学校の1年生から軟式の野球を始めました。
中学校は、兵庫県猪名川町の猪名川中学校を卒業しています。

中学時代は大阪箕面ボーイズでプレーし、その後、全国屈指の強豪校である智弁和歌山高校へと進学しました。
野球の名門地域である兵庫から和歌山へと活躍の場を移した経歴は、彼の野球への情熱を感じさせます。
若くして明確な目標を持って進路を選択している背景には、ご両親の支えがあるのでしょうね。

ソフトバンクホークス村上泰斗が先輩
中学時代、福元聖矢選手は大阪箕面ボーイズでプレーしていました。
なんと1学年上の先輩に村上泰斗選手がいました。
村上泰斗選手は後に神戸弘陵高校から福岡ソフトバンクに1位指名で入団した実力者です。
村上泰斗選手自身も
「自分もキャッチャーだったが、福元がキャッチャーをする機会が多かった」

と語っているように、中学時代から頭角を現していたことがうかがえます。
このような環境で切磋琢磨してきたことが、彼の成長を支えてきたのでしょう。
中学時代の全国大会での実績
福元聖矢選手は中学3年時にはボーイズ選手権大会でベスト8という好成績を残しています。
その実力は全国レベルで認められ、関西オールスター大会大阪北選抜にも選出されました。
この頃から正捕手として非凡な打撃センスを発揮。
同じく関西屈指の右腕と評された福田拓翔選手(明石ボーイズ→東海大相模)との名勝負は語り草となっています。
高校生になる前から、ハイレベルな中学生の野球物語が繰り広げられていたわけで、すばらしいですね
福元聖矢の智弁和歌山高校での活躍

智弁和歌山高校に進学した福元選手の活躍を見ていきましょう。
1年秋から4番キャッチャーに抜擢
智弁和歌山高校に入学後、福元聖矢選手は1年秋の新人戦から早くも4番キャッチャーに抜擢されました。
全国有数の熾烈なレギュラー争いで知られる超名門校でのスタメン獲得は、彼の実力がいかに高く評価されているかを物語っています。
これは驚くべきことで、多くの野球ファンならずとも注目せざるを得ません。
センバツでの活躍

2025年のセンバツでは、4番打者として復帰した福元聖矢選手が大暴れしました。
特に準決勝の浦和実戦では4打数4安打1打点と圧巻のパフォーマンスを披露し、チームの決勝進出に大きく貢献しました。
スイングの確かさと集中力の高さには大人の私も本当に驚かされました。
すごい高校生がいるものですね。
注目の飛距離!福元聖矢はホームランアーチスト

福元聖矢さんが”ホームランアーチスト”と呼ばれる理由は何なのでしょうか?
右投げ左打ち
身長180cm、体重90kgの恵まれた体格を持つ福元聖矢選手は、右投げ左打ちの野球選手です。
一塁到達3.81秒という俊足も備えており、パワーだけでなくスピードも兼ね備えたバランスの取れた身体能力の持ち主。
ポジションはライト、キャッチャー、ファーストと、複数のポジションをこなせる器用さも高く評価されています。
多彩な才能を持つ選手が今後どのように成長していくのか、非常に楽しみですね。
中学2年で飛距離100m超え
福元聖矢選手の最大の魅力は、その驚異的な打撃力にあります。
中学2年生の時点で飛距離100mを超える本塁打を放つなど、早くから天性の長打力を発揮してきました。
これほど若くしてパワーを身につけている選手は珍しく、将来性を感じずにはいられません。
彼のスイングは、バットの出が早く、ボールを捉える瞬間の集中力が素晴らしいと言われています。
高校通算18本塁打を記録
高校通算18本塁打を誇る福元聖矢選手は、まさにホームランアーチストとしての才能を開花させています。
特に2024年秋季近畿大会では、市和歌山戦で2打席連続本塁打を放つなど、大舞台での活躍も光ります。
そのスイングは打球の音が他の選手とは違うようです。
鋭い「パシン」という金属音は、見ているだけでわくわくさせられますね。
福元聖矢へのプロの評価

才能あふれる福元聖矢選手についてプロのスカウトからも注目が集まっているようです。
スラッガーとしての評価
福元聖矢選手はスラッガーとしての資質が高く評価されています。
特に三振の少なさも特徴的です。
秋季近畿大会を含む10試合以上に出場しながら三振はゼロという驚異的な記録からは、
単なるパワーヒッターではない技術の高さがうかがえます。
彼のような選手を見ていると、野球というスポーツの奥深さを感じますね。
注目のドラフト候補としての期待
現在、福元聖矢選手はプロ野球のドラフト候補として注目されています。
高校通算18本塁打という数字だけでなく、大舞台での活躍や安定感のある打撃技術は、プロの評価者たちの目にも留まっているはずです。
今後の成長次第では、上位指名も十分に期待できるでしょう。
ソフトバンクの永井智浩さん(スカウト部部長)は、
「スイングもいいし、ミート力もある」
というコメントを残しています。
彼の今後の活躍に、野球ファンの一人として大いに期待しています。
*智弁和歌山のチームメート山田希翔選手についてはこちらの記事をご覧ください。
