宮口龍斗さんは智弁和歌山高校の「Wエース」として活躍しています。
最速152キロの剛速球を武器に、リリーフエースとして近畿大会準優勝やセンバツベスト4に貢献しました。
阪神ファンの宮口選手が、かつて応援に通った甲子園で見せる活躍に期待が高まりますよね。
この記事では、
【智弁和歌山】宮口龍斗の出身中学は?渡邉颯人との出会いもすごい!
と題して、そのすごい経歴にせまっていきます。
宮口龍斗のプロフィール!実は阪神ファン

智弁和歌山のWエース宮口龍斗選手の経歴を見ていきましょう。
智弁和歌山の152キロ右腕投手
宮口龍斗さんは、智弁和歌山高校の新3年生(2025年度)で、最速152キロを誇る右腕投手です。
身長183cm、体重87kgの恵まれた体格を活かした力強いピッチングが魅力です。
2年生の秋には自己最速152キロを記録し、常時140キロ台の速球で打者を圧倒しています。
チームでは背番号11を背負い、リリーフエースとして活躍中です。
兵庫県川西市出身の阪神ファン
そんな宮口龍斗さんは兵庫県川西市の出身です。
幼い頃から熱烈な阪神タイガースのファンで、糸井選手を応援していたそうです。
小さい頃から甲子園球場に応援に足しげく通っていたとのことで、きっとご両親につれられたのでしょうね。
そんな宮口選手が、今はプレーヤーとして甲子園の土を踏んでいるのは感慨深いものがあります。

阪神の藤川球児さんの「火の玉ストレート」に憧れてきたそうで、もしかすると現在の投球スタイルに影響しているのかもしれませんね。
宮口龍斗の出身中学と少年野球時代

では宮口龍斗選手の小学校・中学校時代を見ていきましょう。
多田小学校から野球をスタート
宮口龍斗さんは川西市立多田小学校に通っていました。

3年生のときに多田エンゼルスで軟式野球を始め、野球の基礎を身につけました。
小学生の頃から投手として活躍していたようです。
伊丹ボーイズで腕を磨く
中学校は地元の川西市立多田中学校に進学。

野球は「伊丹ボーイズ」に所属し、さらなる技術をみがきました。
中学生ながら既に将来を期待される投手として注目を集めていたようです。
U-15日本代表として世界へ!渡邉颯人との出会い

中学3年の夏には、U-15日本代表に選出されるという快挙を達成しました。
世界各国の同年代と競い合う貴重な経験を積み、国際舞台で活躍。
このときの代表チームでは、現在智弁和歌山でWエースを組む渡邉颯人さんと出会い、意気投合したことがきっかけで同じ高校への進学を決めたとのこと。
運命的な出会いで、とてもステキなエピソードですね。
きっとプロ野球選手になっても友情が続いていくのでしょうね。

智弁和歌山での宮口龍斗と渡邉颯人との絆

渡邉颯人さんと同じ智弁和歌山に進んだ宮口龍斗さんの成長を見ていきましょう。
高校1年秋の挫折
高校1年生の秋の県大会準決勝、田辺高校との試合では苦い経験をしています。
2-0とリードした7回に救援登板するも、1死満塁から押し出し四球と満塁ホームランを浴び、逆転負け。
「頭が真っ白になった」と振り返るこの経験が、制球力向上への大きな転機となりました。
挫折を糧に成長する姿勢は、トップアスリートの証。
さすがですね。
高校2年秋にリリーフエースへ
2年生の秋の新チームからは11番を背負うリリーフエースとして定着。
全試合救援で登板し、13回を投げて2安打15奪三振0失点、防御率0.00という圧巻の成績を残しました。
この安定感は、1年秋の経験から得た精神面の強さの表れでしょう。
渡邉颯人さんとのWエース継投
秋の和歌山県大会では、先発の渡邉颯人さんから宮口龍斗さんへの継投で相手を圧倒。
県制覇を果たし、続く近畿大会でも準優勝に貢献しました。
U-15日本代表時代の同志と高校で再会し、最強の継投を形成するなんて、まるで映画のようなストーリー展開で、
野球ファンとしてはワクワクしますね。
*智弁和歌山の主将・宮口龍斗選手についてはこちらの記事をご覧ください。

【まとめ】宮口龍斗のこれから
2025年のセンバツでは、智弁和歌山は決勝戦に進出。
宮口龍斗さんも救援として登板し、チームの勝利に大きく貢献しました。
対エナジックスポーツ高等学院戦では3回2失点、対広島商業戦では1回無失点、対浦和実業戦では4回無失点と安定した投球を見せています。
今後は夏の甲子園での活躍が期待されますね。
これもとても楽しみです。
中日ドラゴンズの山本将道スカウトは
「良い投げ方をしています。腰の回転の強さ、速さはまだまだこれから出てくると思いますが、柔らかさがあり、フォームのバランス良く、しっかりと腕が振れる」
と高く評価しています。
プロの目から見ても将来性を感じさせる投手であることは間違いありません。
智弁和歌山のリリーフエースとして、そして将来有望なプロ候補として、宮口龍斗さんの今後の活躍から目が離せません。
*智弁和歌山のエース渡邉颯人さんについてはこちらの記事をご覧ください。
