大西卓哉さんは、日本人として11人目の宇宙飛行士となり、2025年には日本人で3人目となる国際宇宙ステーション(ISS)の船長を務めます。
そんな大西さんを育てた両親や支える家族についても気になりますよね。
そこでこの記事では、
大西卓哉の家族構成って?嫁(妻)や子供と実家がお金持なのか解説!
と題して、家族構成や実家について詳しく解説します。
大西卓哉と嫁(妻)と子供たち

大西卓哉さんの結婚後の家族構成について見ていきましょう。
嫁(妻)とはパイロット時代に結婚
大西卓哉さんは、宇宙飛行士候補者に選ばれた後の2009年4月に結婚しました。
結婚時、大西卓哉さんは34歳でした。
出会いのエピソードについては詳しく公表されていませんが、全日空でパイロットとして勤務していた時期に知り合ったと考えられています。
もしかするとキャビンアテンダントの女性だったかもしれませんね。

大西卓哉さんは、963人が応募した狭き門を突破し、宇宙飛行士になるという夢を追いかけまいた。
大西卓哉さんの宇宙行きが決定すると、自分のことのように喜んでくれました。
夫の夢を素直に喜べるのは、簡単なようで難しいことですが、大西卓哉さんの妻は最も身近な応援者として、常に彼を支え続けています。
大西卓哉の子供は何人?

大西卓哉さんには、2人のお子さんがいます。
お父さんとの関係について解説していきます。
長女からのリラックマ
大西卓哉さんと妻の間には、2010年3月に長女が誕生しました。
2016年に大西卓哉さんが初めて宇宙に飛び立った時、当時6歳だった長女は
「宇宙に行くの楽しみ?」
と尋ね、
「楽しみだよ」
と答えた父親に、お守りとして熊のぬいぐるみ(リラックマ)を託しました。
このリラックマは、大西卓哉さんの宇宙での任務を見守るお守りとして、国際宇宙ステーションに一緒に滞在することになりました。
「パパはお仕事で遠くに行くよ」
と伝えると、
「一緒に行く」
と答えたという可愛らしいエピソードも残っています。
娘さんはお父さんのことが大好きですね。
長男は10歳
大西卓哉さんの長男は2015年に誕生しました。
2016年に大西卓哉さんが初めて宇宙に行った時はまだ1歳でした。
2025年に大西卓哉さんが国際宇宙ステーションに滞在する際には、長男も10歳ですから、
父親が地球を代表して宇宙に旅立つ姿をより深く理解できる年齢になるでしょう。
長男の将来の夢については公表されていませんが、父親の背中を見て育つ中で、宇宙や航空に興味を持つかもしれません。
大西卓哉の実家の家族構成は5人家族

大西卓哉さんは、5人家族の長男として東京都で生まれ育ちました。
ここでは、大西卓哉さんの実家の家族構成について詳しく見ていきましょう。
大西卓哉の父親・宏一
大西卓哉さんの父親は大西宏一さんといい、銀行員として勤務していました。
大西宏一さんの出身地は愛媛県松山市で、大西卓哉さんも子供の頃は夏休みなどに松山市に遊びに行っていたそうです。

大西卓哉さんが宇宙に興味を持つきっかけとなったのは、小学2年生の時に父親・大西宏一さんが連れて行ってくれた映画「スター・ウォーズ」でした。
映画をきっかけに宇宙に興味を持った大西卓哉さんに、大西宏一さんは宇宙に関する本を買い与えるなど、息子の好奇心を育ててくれたのです。
大西卓哉の母親・和子
大西卓哉さんの母親は大西和子さんといいます。
大西卓哉さんは東京大学在学中に映画「アポロ13」を観て宇宙飛行士になりたいと思いました。
そして帰宅すると母親・大西和子さんに
「宇宙飛行士になる」

と宣言したエピソードが有名です。
ですが、大西卓哉さんが30歳を過ぎて実際に宇宙飛行士選抜試験を受けることを話した時、母の大西和子さんはと反対しました。
卓哉さんが反対の理由を聞くと
「あなた、受かるから…」
と答えたそうです。
つまり、息子の卓哉さんが選抜試験に受かるだろうと確信しつつも、やはり母としては危険な仕事に就くことを心配していたのですね。
兄弟構成は姉と妹
大西卓哉さんには、お姉さんと妹さんがいます。
つまり上と下に女性にはさまれた3人兄弟の真ん中ということですね。
姉妹について詳しく語られることは少ないですが、唯一の男の子としての家族のなかでの経験が、宇宙でのチームの協調性や責任感を養うのに役立ったかもしれません。
両親へのすごいプレゼント
大西卓哉さんは、全日空でのパイロット時代のラストフライトを両親へのプレゼントにしました。
父親・大西宏一さんと母親・大西和子さんを初めて自身の乗務する便に招待したのです。
とても素敵なプレゼントで、ご両親はとても喜ばれたと思います。
家族を大切にする大西卓哉さんの人柄がうかがえます。
大西卓哉の実家はお金持ち?

大西卓哉さんの父親・大西宏一さんは銀行員でした。
銀行員という職業は一般的に安定した収入があると考えられますが、特別な富豪というわけではなかったと思われます。
ただ、子供に良質な教育を受けさせるだけの十分な経済力はあったようです。
大西卓哉さんは神奈川県の名門私立・聖光学院中学校・高等学校を経て、東京大学工学部航空宇宙工学科に進学しています。
この学歴から、教育熱心な家庭環境だったことがうかがえます。
経済的に余裕がなければ、6年一貫の私立中学・高校を受験することは難しかったでしょう。
ただし、特別なお金持ちというよりは、教育を重視した一般的な中流家庭だったと考えられます。
*大西卓哉さんの学歴についてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

東京大学出身のエリートパイロットから宇宙飛行士へと転身し、国際宇宙ステーションでの長期滞在を経験した大西卓哉さん。
その背後には、常に彼を支える家族の存在があります。
父親・大西宏一さん、母親・大西和子さんから受け継いだ好奇心と探究心、そして妻と2人の子供たちと築く温かい家庭が、宇宙飛行士としての大西卓哉さんの活躍を支えています。
2025年の国際宇宙ステーション船長就任という新たな挑戦を応援したいと思います。