青森山田高校の蝦名翔人選手は中学時代から才能を発揮、U-15日本代表にも選出されました。
甲子園での活躍に期待がかかります。
この記事では、
【青森山田】蝦名翔人の中学はどこ?蝦名達夫との関係や家族構成は?
と題して、蝦名翔人さんの中学時代や成長を支えた環境について詳しく解説します。
蝦名翔人の出身中学校はどこ?

蝦名翔人さんの中学校時代にせまってみましょう。
青森山田中学と野球部
蝦名翔人さんが通っていた中学校は青森山田中学校です。
中高一貫の私立中学校・高等学校です。

中学時代の蝦名さんは、部活動として青森山田リトルシニアに所属し、学校と連携して野球の技術を磨いていました。
青森山田中学校は学校の部活動と地域のリトルシニアチームが密接に連携していて、
多くの選手が青森山田高校へと進学して活躍しています。
U-15日本代表としての経験
蝦名翔人さんは中学3年生だった2022年にWBSC U-15ワールドカップの日本代表に選出されました。
背番号4を付け、主に二塁手としてプレー。
国際舞台での経験は蝦名翔人さんの技術とメンタルの成長に大きく貢献しました。
この大会では5試合に出場し、打率.091という成績を残しています。
リトルシニア日本選手権での活躍

青森山田リトルシニア時代の蝦名翔人さんは、チームの日本選手権優勝にも貢献しました。
中学2年時と3年時に全国優勝を経験し、特に3年時のリトルシニア日本選手権大会では4番・遊撃手として活躍しました。
ベストナインにも選出され、将来有望な選手として注目を集めたのです。
蝦名翔人のプロフィール

ではここからあらためて、蝦名翔人さんの経歴を見ていきましょう。
蝦名翔人の基本情報と経歴
蝦名翔人さんは2007年7月16日生まれの青森県弘前市出身の野球選手です。
身長182cm、体重84kgの右投右打の内野手として活躍しています。
和徳小学校時代から軟式チームで野球を始め、青森山田中学では青森山田シニアに所属していました。
プロ注目の大型セカンド
蝦名翔人さんは183cm84kgの大型二塁手で、力強いスイングから強い打球を放つ右の強打者です。
遠投100m、50m走6秒4の俊足も魅力のひとつです。
二塁手のほか、遊撃手やサード守備の経験もあり、守備範囲の広さも評価されています。
高校通算8本塁打を記録する長打力があり、プロからも注目される存在となっています。
DeNA蝦名達夫との関係

蝦名翔人さんはDeNAの蝦名達夫さんと兄弟ではと言われることがありますが、どうなのでしょうか?
蝦名達夫も青森出身の外野手
横浜DeNAベイスターズに所属する蝦名達夫さんは、1997年9月20日生まれの青森県青森市出身の外野手です。
青森商業高校から青森大学に進学し、2019年ドラフト6位で横浜DeNAベイスターズに入団しました。
青森県出身のプロ野球選手として地元の注目を集めています。
現在はDeNAの外野手として活躍中です。
青森県の「蝦名」姓と名字の由来
ですが、蝦名翔人さんとDeNAの蝦名達夫さんは親戚関係ではありません。
蝦名達夫さん自身が
「青森には”蛯名”ではなく、”蝦名”は多いんです」
と話すように、青森県には「蝦名」姓の方が多く存在します。
「蝦名」は古くから青森地方に根付いた名字であり、地域性の強い姓のひとつとなっています。
ですから、2人のすごい野球選手の名字がたまたま同じだったということですね。
蝦名翔人の家族構成と環境

蝦名翔人さんの家族構成はどうなっているのでしょうか?
父親の影響と名前の由来
蝦名翔人さんの父親は遊撃手として野球をしていた経験があります。
そのため、「翔人(しょうと)」という名前も父親が遊撃手だったことから付けられたといわれています。
野球に精通した父親の指導は、蝦名翔人さんの野球センスを育てるうえで大きな影響を与えました。
弘前市出身の蝦名家と野球環境

弘前市に生まれ育った蝦名翔人さんは、小学時代には弘前レッドデビルズでプレー、
その後、東北楽天ゴールデンイーグルスジュニアにも所属していました。
家族の支えが蝦名翔人さんの野球人生を生み出して、地元青森の期待を背負って甲子園でも活躍しています。
家族全員が蝦名翔人さんの野球を応援する環境があります。
蝦名翔人の高校での成長

蝦名翔人さんの青森山田高校に入ってからの活躍を見ていきましょう。
甲子園ベスト4への貢献
2024年夏の甲子園では7番・二塁手として出場した蝦名翔人さん。
初戦の長野日大戦では左翼フェンス直撃の適時二塁打を含む2安打3打点の活躍で勝利に貢献しました。
青森山田高校の創部初となるベスト4進出の立役者となり、全国の野球ファンに名前を知らしめました。

「浅村アッパー」打法への改造
蝦名翔人さんは「長打を打てるスイングにしよう」という話し合いのもと、打撃フォームを改造。
それまでのダウン気味のスイングを楽天の浅村栄斗選手を参考にアッパースイングに変更しました。
「逆方向に強い打球を打てる選手」を目指し、打撃向上に努めています。
2025年ドラフト候補
蝦名翔人さんは2025年のドラフト候補として注目を集めています。
プロ野球12球団もマークし始めており、大型セカンドとしての将来性が高く評価されています。
蝦名翔人さん自身も「自分が結果を出して引っ張っていきたい。チームとしては日本一」と目標を掲げ、甲子園の土を踏むたびに成長を見せています。
2025年の春のセンバツでの活躍に注目したいですね。