岡副徳子さんは老舗料亭「金田中」の女将だけでなく、キッコーマン創業者一族の娘という名門の出身です。
大変な名家の令嬢としての生い立ちについて気になりませんか?
そこでこの記事では、
【金田中女将】岡副徳子はキッコーマン社長令嬢?出身や家族を深ぼり!
と題して、岡副徳子さんのプロフィールや家族構成、キッコーマン創業一族の歴史、資産など深ぼりしていきます。

岡副徳子はキッコーマン社長令嬢
創業地の千葉県野田市生まれ
岡副徳子さんは1961年、キッコーマン創業地の千葉県野田市に生まれました。
徳子さんの父はキッコーマン第9代社長・中野孝三郎さんです。
現在の社長の中野祥三郎さんは、岡副徳子さんの兄になります。
そして祖父は同社第4代社長・中野栄三郎さんです。
あとで、社長一覧の表をお見せしますね。

大変におきれいな方でもあります。


創業家の中野家出身
岡副徳子さんは創業者一族のひとつ、中野家の出身です。
キッコーマンは江戸時代から続く醤油製造業を基盤に、日本国内外で事業を展開してきた企業です。
その創業者一族は日本食文化を支える重要な役割を果たしてきました。
キッコーマンは江戸時代に千葉県野田市で誕生した野田醤油が前身となっています。
1917年に茂木家や中野家など8つの醤油製造家が合同し、「野田醤油株式会社」を設立。
その後「キッコーマン」というブランド名で世界展開を行い、日本食文化を広める企業へと成長しました。
中野家はこの発展の中心的な役割を担い、一族として企業経営に深く関与してきました。
徳子さんはこの中野家の出身ということになります。
キッコーマンの歴代社長と岡副徳子
キッコーマン株式会社の歴代社長の表がこちらです。
岡副徳子さんのお祖父さんの中野栄三郎氏が4代目、お父さんの中野孝三郎氏が9代目です。
代数 | 社長名 | 在任期間 | 備考 |
---|---|---|---|
初代 | 茂木七郎右衛門 | 1917年 – 1929年 | 野田醤油株式会社設立者 |
2代 | 茂木七左衛門 | 1929年 – 1943年 | |
3代 | 茂木佐平治 | 1943年 – 1946年 | |
4代 | 中野栄三郎 | 1946年 – 1958年 | 岡副徳子さんの祖父 |
5代 | 茂木房五郎 | 1958年 – 1962年 | |
6代 | 茂木啓三郎 | 1962年 – 1974年 | |
7代 | 茂木佐平治 | 1974年 – 1980年 | |
8代 | 茂木克己 | 1980年 – 1985年 | |
9代 | 中野孝三郎 | 1985年 – 1995年 | 岡副徳子さんの父 |
10代 | 茂木友三郎 | 1995年 – 2004年 | |
11代 | 牛久崇司 | 2004年 – 2008年 | 創業家以外の出身 |
12代 | 染谷光男 | 2008年 – 2013年 | 創業家以外の出身 |
13代 | 堀切功章 | 2013年 – 2021年 | |
現職 | 中野祥三郎 | 2021年 – 現在 | 中野孝三郎さんの息子 岡副徳子のさんの兄弟 |
中野家がキッコーマンにとってとても重要であることがよく分かります。
岡副徳子さんはそのお嬢さんなのです。



岡副徳子さんってすごすぎますね~
金田中の岡副真吾との馴れ初め
慶応大学での出会い
岡副徳子さん(旧・中野徳子さん)の高校は慶應義塾女子高校で、慶應義塾大学法学部に進学。
大学時代には法律を学びながら、日本文化への関心も深めていきました。
一族には慶應出身者が多く、進学は自然な流れだったそうです。
岡副徳子さんは大学時代に同級生だった岡副真吾さんと出会い、結婚しました。
岡副真吾さんは「金田中」の第四代社長として知られる人物です。
反対をおしきって結婚
ただ、この結婚には彼女の両親から強い反対があったそうです。
「料亭の世界は厳しく、自分たちには合わない」
と心配されたものの、岡副徳子さんは「自分が支えなければ」という強い意志で結婚を決意しました。



徳子さんは強い意志の持ち主ですね。
金田中の女将としての活躍
結婚後、岡副徳子さんは「金田中」の若女将として料亭文化に飛び込みました。
当初は未知の世界に戸惑うことも多かったそうです。
「何も知らない若い娘が」という雰囲気もありました。
ですが、先代女将について挨拶回りや所作を学びながら経験を積んでいったのです。
転機となったのは「金田中庵」というカウンター割烹のお店を立ち上げたことでした。
この新しい試みが成功し、自信と手応えをつかむことができたそうです。
2015年には先代女将から正式にバトンタッチされ、4代目女将として老舗料亭を支え続けています。
【まとめ】キッコーマンから金田中へ
岡副徳子さんはキッコーマン創業者一族という名門家系に生まれながら、「金田中」の女将として料亭文化に貢献しています。
その背景には、一族として受け継いできた伝統や価値観だけでなく、自ら未知の世界へ飛び込み努力し続ける姿勢があります。
これからも彼女がどのような新しい挑戦を見せてくれるか注目したいですね。

