横浜高校野球部の2年生主将として注目を集める阿部葉太さん。
愛知県田原市出身の有望選手が、どのような経歴を経て2年生で異例ながら、名門校の主将となったのでしょうか。
この記事では、
【横浜高校】阿部葉太の家族構成は?出身中学は?主将に2年で抜擢!
と題して、バットコントロールと俊足を武器に、プロ野球スカウトからも注目される阿部葉太さんの輝かしい野球人生にせまってみましょう。
阿部葉太の家族構成

阿部葉太さんの家族構成は、父・母・妹の4人家族です。
詳しく見ていきましょう。
父も野球関係者
阿部葉太選手は、横浜高校野球部の主将を務める有望な外野手として注目を集めています。
その野球への情熱と才能は、家族環境によって大きく育まれてきました。
父・一彦さんは愛知県内の中学硬式野球のボーイズリーグや高校野球の審判を務めています。
ですから阿部選手は、野球に深く関わる環境の中で成長してきたのですね。
父とイチローのパズル
阿部家では、プロ野球のテレビ観戦が日常の風景となっていました。
特に阿部葉太選手はオリックスや西武の試合をよく視聴していたとのこと。
父親との思い出として、イチロー選手のジグソーパズルを一緒に作ったエピソードも語られています。
このように、幼少期から野球に親しむ環境が整えられていたことがわかります。
家族に優勝を報告

第55回記念明治神宮大会で横浜高校が27年ぶり2度目の栄冠を獲得した時のことです。
スタンドで声援を送った父・一彦さんが
「本当に頼もしくなった。こういう大きな舞台で優勝するなんて信じられない」
と目頭を熱くする姿が印象的でした。
試合後には、家族に優勝を真っ先に報告する阿部選手の姿も見られ、成長を見守る家族との強い絆がうかがえます。
2024年夏には帰省した際に父親と一緒に地元を訪れ、後輩たちと交流する「普通のお兄ちゃん」としての一面も見せました。
家族の支えと地元との繋がりを大切にしながら、阿部葉太選手はさらなる高みを目指して成長を続けています。
阿部葉太の中学校は?

阿部葉太さんの中学時代について詳しく見ていきましょう。
田原東部中学校時代の活躍
阿部葉太さんの中学校は、愛知県田原市にある田原東部中学校です。

阿部葉太さんは、中学時代は田原東部中学校に通いながら、愛知豊橋ボーイズで硬式野球に取り組みました。

3年生時にはチームの主将を務め、2022年のボーイズ選手権ではベスト8まで進出して、大活躍。
中学3年時には夏季全国大会でベスト8、鶴岡一人記念大会では中日本選抜に選出されるなど、才能を開花させています。
甲子園のため横浜高校を目指す
阿部葉太さんが横浜高校への進学を決めたのは中学2年生の夏でした。
愛知豊橋ボーイズの先輩で横浜高校から甲子園に出場した立花祥希さん(現・国学院大学)が練習に訪れ、
「甲子園に出たい気持ちはすごく大事だが、どこのチームを選ぶかも重要」

とアドバイスしたことがきっかけでした。
父・阿部一彦さんが県内の強豪校を勧めたにもかかわらず、中学2年の冬に「横浜に行きたい」と決意を固めました。
自分の意思を貫いた阿部葉太さんの成長がすばらしいですね。
お父さんとの信頼関係があったからこそなのではないでしょうか。
*横浜高校のチームメート織田翔希さんについてはこちらの記事をご覧ください。

横浜高校主将・阿部葉太のプロフィール

阿部葉太さんのプロフィールを見ていきましょう。
阿部葉太は右投げ左打ち
阿部葉太さんは2007年8月6日生まれの横浜高校2年生。
出身は愛知県田原市で、愛知県の最南端に位置しています。
身長179cm、体重84kgの右投げ左打ちの外野手です。
横浜高校の主将として、チームを神宮大会優勝へと導いた実力者です。

バットコントロールの良さと俊足を兼ね備えた選手として、すでにプロ野球スカウトからも注目を集めています。
小学校時代に父の影響で野球へ
阿部葉太さんは田原東部小学校1年生から地元の軟式野球チームで野球を始めました。
野球との出会いには、中学硬式野球の審判を務める父・阿部一彦さんの影響が大きいです。

家族でプロ野球のテレビ観戦を楽しむなど、小さい頃から野球に親しんできました。
阿部葉太さんは、
「小さい時にお父さんとキャッチボールをしていて楽しかったから野球を始めた。」
と語っています。
野球で深くつながった父子関係が微笑ましいですね。
阿部葉太の横浜高校での異例の抜擢

阿部葉太さんは、横浜高校でも高い評価を得て活躍しています。
横浜高校主将に大抜擢
横浜高校に進学した阿部葉太さんは2年生の5月、村田浩明監督から主将を任されました。
これは異例の抜擢でした。
名門横浜高校での2年生主将は非常に珍しいことだそうです。
村田浩明監督は、阿部葉太さんの技術だけでなく人間性にも厚い信頼を寄せています。

プロスカウトからの注目とドラフト
走攻守の総合力の高さから、阿部葉太さんは2025年の高校生外野手では1、2を争う選手と評価されています。
ただ、右投げ左打ちの外野手というタイプは多いため、ドラフト上位指名を勝ち取るには、センバツでの活躍が重要です。
本塁打量産や5割以上の高打率など、インパクトのある成績を残すことが期待されています。
阿部葉太さんの甲子園での活躍に期待したいですね。
*横浜高校の盟友・奥村頼人さんの家族構成についてはこちらの記事をご覧ください。
