とにかく明るい安村さんがイギリスのオーデイション番組(BGT)で大人気だったのは、日本人としても楽しい出来事でしたね。
この記事では、とにかく明るい安村さんの英語ってどんな感じ?「安心してください!」って何て言ってたの?と思っているあなたに、詳しく説明します。
ちなみに「とにかく明るい安村」はではなく「トニカクTONIKAKU」と名乗っていました。
そして「トニー」と愛称で呼ばれるまでの人気者に!
⇓こちらが初回の公式フルバージョンです。⇓
最後の審査委員とのやり取りが削除されている動画が日本版では多いですが、最後まで見た方が英語のやりとりがしっかり分かるのでおすすめです。
これから解説します。
(私もこの時期、数十回繰り返しみて、笑わせていただきましたし、日本人の海外での活躍を嬉しく思いました!)
とにかく明るい安村さんって?
TONIKAKUこと、とにかく明るい安村さんって?
吉本興業に所属する日本のお笑いタレントです。
いわゆる裸芸で笑いをとる芸人さんです。
2015年のユーキャン新語・流行語大賞で「安心してください、はいてますよ」がトップ10に選ばれ受賞しました。
そして2023年、イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)」で日本人初の決勝進出者という快挙をなしとげます。
そしてこの年のユーキャン新語・流行語大賞の選考委員特別賞を「I’m wearing pants!(安心してください、はいてますよ)」を受賞しました。
同じネタで二度も受賞するほどのインパクトだったということですね!
イギリスのオーディション番組BGTって?
英オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)」という超有名な番組です。
2007年から続いています。
とにかく明るい安村さんは第16シーズンです。
イギリス国内だけでなく、世界中から挑戦する人々がいるため、極めて難関と言われています。
予選を勝ち抜いて、舞台に立てるだけでもすごいですが、とにかく明るい安村さんは決勝まで進出!
世界のTONI KAKUになりましたね。
⇓こちらがセミファイナルの動画です⇓
とにかく明るい安村さんの動画を見てみよう!英語はどうなってる?
では最初の回の動画から、とにかく明るい安村さんの英語について詳しくみていきましょう。
1つ目のネタ:裸のサッカー選手で「心配しないでくださいDon’t worry!」
最初は裸のフットボールプレーヤー(football player)というネタですね。
イギリスでは「フットボール」=「サッカー」ですから、きちんとイギリス英語の用語を使っています。
そしてお決まりのセリフ、
Don’t worry! I’m wearing…(心配しないでください!はいてますよ)
と言うと、ハイテンションになって受けている女性審査員が立ち上がって、
Pants!(パンツ!)
と受けてくれたので、観客もその後は同じように叫ぶと言う怒涛の展開となっています(笑)。
2つ目のネタ:裸の騎手で「心配しないでくださいDon’t worry!」
2番目のネタの裸の騎手(horse racer)も、イギリスが乗馬や競馬が盛んなことをふまえていますね。
そしてお決まりのセリフ、
Don’t worry! I’m wearing…(心配しないでください!はいてますよ)
と言うと、ハイテンションになって受けている女性審査員や観客も一緒に、
Pants!(パンツ!)
となっています。
舞台袖のスタッフもバカうけしていますね。
3つ目のネタ:裸のジェームズ・ボンドで「心配しないでくださいDon’t worry!」
3つ目のネタは、イギリスMI6にいる設定のスパイ映画で知られる「ジェームズ・ボンド」。
これもイギリスうけバッチリです。
次は「ジェームズ・ボンド」ですとTONIKAKUが言うと、審査員もかぶりついて見入っています。
そしてお決まりのセリフ、
Don’t worry! I’m wearing…(心配しないでください!はいてますよ)
Pants!(パンツ!)
となっています。
舞台袖のスタッフは、ゲラゲラ笑って「天才だ(genius)」とまで言っています。
4つ目のネタ:裸のスパイスガールズで「心配しないでくださいDon’t worry!」
これが最後のネタですが、イギリスがほこる(90年代に世界を席巻した)大人気女性アイドルグループ、スパイスガールズです。
こちらのワナビーがバックに流れます。
そして最後は、
Don’t worry! I’m wearing…(心配しないでください!はいてますよ)
Pants!(パンツ!)
となっています。
この畳みかけるようなイギリスネタ、審査員も観客も熱狂の渦となります。
審査員とのやりとりの英語は?
審査員とのやりとりの英語もなかなかのものなので、ご紹介しますね。
審査員のサイモンが
Honestly you are the funniest contestant we’ve had on all year seriously.(正直言って今年一番おかしい出場者だよ、マジで。)
と言った後、とにかく明るい安村さんは
Simon naked?(裸のサイモン?)
と言っています。
簡単な単語でしか返していませんが、もちろん意味は通じています。
「裸のサイモンもいっちょやってみましょうか?」といった具合ですね。
サイモンは「いいよいいよ」と嬉しそうに断っています。
審査員からの受けも最高で、その後の結果につながる・・・といったところです。
(結果を知らない方は動画を是非見てくださいね!)
【まとめ】とにかく明るい安村さんの活躍を見つつ、英語学習がんばりましょう
とっても楽しい動画で、再生回数がすごいのも納得です。
とにかく明るい安村さんは他の言語でも同じようにチャレンジされているようですごいですね。
英語がネイティブなみでなくても、うまくコツをつかんで使えばこれだけの反響が得られるという良い例ではないでしょうか。
英会話レッスン界だと、タロサックさんの勢いを彷彿とさせます。
よろしければこちらの記事をご覧ください。
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